ご挨拶
美しい街を、次の世代へ。
サッカーのワールドカップで、日本人サポーターが試合後にごみを拾う姿を見ると、誇らしい気持ちになります。
身の回りをきれいに保つ習慣や、人への気遣い。先人たちが育んできたこうした文化を、次の世代へと受け継いでいきたいものです。
そして、私たちの伊勢原市も、いつまでも美しい街であってほしいと願っています。
ごみの減量について
ごみ問題は、私が長年取り組んできた政策の一つです。なかでも、家庭ごみの有料化には一貫して反対してきました。
そこには、政治や行政の本質に関わる問題があると考えているからです。
ごみの減量は、多くの自治体にとって重要な課題です。
有料化は、経済的な負担を通じて市民の意識や行動を変え、ごみの減量を促す政策です。その効果も理解しています。
ならば、市民の意識と習慣によってごみを減らすことができれば、有料化をせずに済むはずです。
家庭での分別や生ごみの水切りなど、日々の暮らしの中で無理なくできることがあります。
そうした小さな行動が自然に広がり、習慣として根付いていく。そのための環境を整え、市民の取り組みを後押しすることも、政治や行政の大切な役割だと考えています。
また、家庭ごみの収集や処理は、誰もが生活するうえで必要な基本的な行政サービスです。税金で支えるべきものと考えています。
家族の人数や暮らし方は、人生の中で変わっていきます。負担の公平性についても、人生全体を通した視点が必要ではないでしょうか。
「ゴミ有料化絶対反対!!」
この旗には、税金の役割や行政の責任、そして市民の意識と習慣を大切にする政治姿勢を込めています。
先人たちが築いてきたものを大切にし、今できることを積み重ね、次の世代へつないでいく。
ごみ問題に限らず、そんな思いを胸に、これからも市政に取り組んでまいります。
伊勢原市議会議員 あんどう玄一
これまでの経緯と取り組み
伊勢原市でも、家庭ごみの有料化が検討課題となっていました。
市のごみ処理基本計画では、2021年度までに計画どおり減量が進まなかった場合、家庭ごみの有料化を検討する方針が示されていました。
こうした状況の中、私は2019年頃から有料化への反対を表明し、議会や市政報告会などで、ごみ減量に向けた具体的な施策を繰り返し提案してきました。
その後、可燃ごみの減量が順調に進んだことから、市は有料化に向けた検討を見送ることになりました。
2023年の市議会議員選挙でも「ゴミ有料化絶対反対!!」を掲げ、ごみ減量の取り組みを訴えました。
議会での提案が、具体的な施策として実現しています。
例えば、燃やすごみに含まれる草木類の資源化です。
従来、草木類を資源ごみとして出すには、指定された場所への持ち込みなどが必要でした。
そこで、普段利用しているごみステーションでも収集できるよう提案し、2024年4月から新たな収集方法が導入されました。
また、ごみの収集量を市民の皆様に分かりやすく知らせる「ごみメーター」も提案し、市のホームページで毎月の収集量が公開されるようになりました。
そして2025年度、伊勢原市の燃やすごみは20,409トンとなり、2031年度の目標値20,630トンを、すでに下回っています。
市民の皆様の日頃の分別や減量への取り組み、そして行政による資源化施策の積み重ねが、数字として表れています。
ただし、市の計画には、今後の状況によって有料化を再検討する余地も残されています。
ごみの減量は、これからも続けていかなければなりません。
市民の皆様の意識と習慣を大切にしながら、具体的な減量施策を提案し、家庭ごみの有料化を必要としない伊勢原市を目指して、引き続き取り組んでまいります。
